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2012.06.12 (Tue)

「注文販売のご案内」より、仁井田本家さんのご寄稿を転載します。

皆さん、こんにちは。

さて、先だってお送りしました、「注文販売のご案内 2012年6月」にご寄稿いただいた仁井田本家 十八代蔵元兼杜氏 仁井田穏彦さん(福島県郡山市)の文章を以下に転載いたします。
ぜひご一読下さいませ。

【More・・・】

あれから1年経ちました

東日本大震災、そして福島第一原発事故から1年が経ちました。昨年の3月11日午後2時46分、私は麹(こうじ)を育てる「室(むろ)」で作業をしていました。
奇(く)しくも仁井田本家が創業300年を迎える年、
「創業300年を迎える時に100%自然米で100%純米仕込みをする蔵になる」という長年の夢が叶う年、
そして、私が日本酒造りの総責任者である「杜氏」となって初めての年、
でした。

分からない事だらけの毎日を何とか凌ぎ、全ての仕込みがあとちょうど1週間で終わるという時にあの仕打ち…、「こんなに一生懸命に生きているのに、神様はなんて残酷なんだ。私がいったいどんな悪いことをした?」
あの1週間はもう二度と思い出したくない位、辛かった。

でも、あの時、自分の代ではもう二度と自社田で自然米を育てられないかもしれない、もう誰もうちの日本酒を飲んでくれないかもしれないと、最悪の状況を想像し、覚悟を決めなくてはと思ったあの時に比べれば、今も田んぼで自然米を育て、そのお米で自然酒や穏や田村を仕込めて、それを飲んで下さるお客様がいらっしゃることはとてもありがたいことです。

今は辛くても、いつか僕たちの子孫が、「あの時ご先祖たちが頑張ってくれたお陰だね!」と言って笑っている姿を夢みて、感謝の気持ちを忘れずに、これからも前を向いて歩いて行きます。

残念ながら放射能との戦い、そして風評被害との戦いは長期戦になるようです。
この苦しみを身を持って体験している福島県人は、今こそお互いに支えあって生きていく時なんだと思います。
また、ありがたいことに有機の里づくりの仲間である「けるぷ農場さん」が、ベルトールド社製の「ガンマ線スペクトロメーターLB2045」という、放射能の検査機器を購入、一緒に検査をしてくれることになり、今までよりも多くの放射能検査を、よりスピーディーに行えるようになりました。

この4月から適用予定の国の新基準も踏まえ、これからは全ての製品(日本酒・リキュール・酒粕)の全ロット検査を継続的に行い、放射能が「不検出」(測定下限値:核種ごとに5㏃/㎏)であることを確認した製品を出荷してまいります。

また、「米グルト」や「あまさけ」といったノンアルコールの商品は、お子様がお飲みになることも踏まえ、測定下限値が、核種ごとに1㏃/㎏での検査を受け、不検出を確認したものを出荷します。
「それなら安心だ!」と思って頂ける方は、是非とも飲んで応援してください、心からお願いいたします。

仁井田穏彦


「金寳自然酒醸造元」仁井田本家(ホームページはこちらから)
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